レーザーがモノのカタチを音にして奏でる『scoreLight』


昨年10月に、日本科学未来館、東京国際交流館で開催された、DCEXPO2009 (DIGITAL CONTENT EXPO 2009) で、東京大学のアロバロ・カシネリ( Alvaro Cassinelli ) 教授が『 scoreLight 』(スコアライト) というものを発表しました。

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これはレーザーによる人工共感覚装置というもので、レーザーが線や手など、なんらかのコントラストがあればその輪郭を追跡してその位置や方向、角度などを計算して音を作り出すそうです。CD-ROMの読み取り装置を巨大化したもので、カメラがなくてもモノを追跡出来るそうです。

もとは音のない技術として開発され、彫刻や絵画に応用していたそうですが、現在は、MAX / MSPの専門家、真鍋大度氏と協力して楽器として開発していて、イメージと音を組み合わせた共感覚装置を目指しているそうです。
3次元の形状にも対応しているので、複数の演奏者と連携してパフォーマンスすることも出来るそうです。
とても興味深いです。どんな楽器ができるのか楽しみです。詳しい説明は下の動画を見て下さい。
これは scoreLight で子供が遊んでいる映像です。真鍋氏のブログによると、「子供とカップルが多いだろうと思って カワイイ音色にしてみた」そうです。

YouTubeには他にもいくつか実験映像があります。
音もいろいろ変えられるようで、ハート型に心臓の鼓動を合わせたりしてます。

詳細はこちら。
東京大学 情報理工学系研究科 石川小室研究所 scoreLight

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