フランス、パリの映像制作グループ Tout Court のストップモーションアニメーション作品『Le vilain petit carré』(The ugly square) です。
切り取ったいろんな色のカラーペーパーを重ねて作られた、カラフルでかわいらしいアニメーションですよ。
四角で構成された四角い世界。そこでは何かが違っています。そこに紛れ込んだ丸い子。
しかし頑固な四角たちはなかなか丸い子を受け入れようとしませんが…。
カラフルでとてもかわいいアニメーション『Le vilain petit carré』です。
直角ではなく少し歪ませて切られた四角とストップモーションが、キュートな世界を作ってますね。子供も楽しめるようなほんわかした作品です。
パリの映像制作グループ Tout Court は Quentin Carnicelli さんと Charles Klipfel さんで活動されてるそうです。
Tout Court のサイトでこのアニメーションの背景やアイディアのスケッチが見れますよ。
⇒ Le vilain petit carré / The Ugly Squaring [Tout Court]
画面サイズを紙に線で描いて、その上にカラーペーパーを貼ってます。
シナリオに2ヶ月かかり完成までに3ヶ月かかったそうですが、内容が決まれば、クレイアニメとかよりは制作がしやすそうですね。
こちらは Quentin Carnicelli さんと Charles Klipfel さんと Jean-François Jégo さんが、昨年パリ第8大学の卒業制作で作られたアニメーション作品『Reulf』です。
モノクロのパリの街に現れた、絵筆を持った小さな生き物たち。
この小さな子たちは街を明るくすることにしました…。
ステキなアニメーションです。大きな子もいますねw。
こちらはアニメーションはないのですが、 写真の撮り方や繋ぎ方がおもしろかったので。
Charles Klipfel さんが昨年、日本に観光に来た時に撮った、3000枚の写真を編集した映像作品です。一緒に行った Patrick さんが撮影が上手だったのでショートの連続写真を撮ったりしたそうで、それを繋いでる部分とかもあったりします。
東京、富士山、京都、奈良、大阪、宮島、広島を観光したそうです。
日本観光としてはベタなルートだそうですが結構いろいろ行かれてて、編集がおもしろい映像ですよ。『A few days in japan』です。
Music : Life in yellow – Polysics
やっぱ自動トイレは人気ですねw。個人的には選曲がいいですw。
充電器が日本で使えなかったそうでバッテリー代がかかり、いいショットをだいぶ逃してしまって失望していたそうですが、9ヶ月後にこの映像作品を作ることを決めたそうです。
ありがちな罠というか。悔しさがわかりますねー。秋葉原なら何かあったかもね…。
Tout Court のサイトです。
⇒ Tout Court
Charles Klipfel さんのブログです。
⇒ charlesque.com