不思議な生物と世界観の3Dアニメーション


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フランスのアニメーション作家の Jerome Boulbes (ジェローム・ブルベス) さんの3Dアニメーション『La Mort de Tau』(トーの死) (左)と『Le Puits』(井戸) (右) です。
不思議な生物が登場する不思議な世界観のアニメーションです。少し緊張感があるような、静かにゆっくりと流れるような、独特の感覚に引き込まれて行きますよ。


ニ作品とも10年程前の作品なので、ジェローム・ブルベスさんは作品紹介欄に「技術的に少し古くさいが、作品はまだ少しは魅力を持ってると思う」と書かれてます。
今の3D技術に比べると多少見劣りがあるのかもしれませんが、世界観や独特の雰囲気にどんどん引き込まれて行く、不思議な魅力のある作品です。

大きな生き物が砂漠で死にかけています。その生き物の死を巡って、砂漠の住人たちの間で様々な争いが起こります…。
2001年に製作された『La Mort de Tau – The death of Tau』(トーの死) です。

この大きな子の物質的な作りと、鳥たちのフォルムがステキw。
この作品は結構前に何かで見たのですが、ラストをすごい覚えてました。衝撃的だったのかな。また見れて良かったです。

小さな生き物が白い気泡にくっついて、明るい方へ旅に出ます…。
1999年に製作された『Le Puits – The Well』(井戸) です。

牢屋のデザインがいいですねー。
なんかこの独特の感覚がすごいですね。静かでないけど静寂感だったり、ゆっくりしてないけどゆったりだったり…うまく表現出来ませんがw。引き込まれます。

ニ作品とも、とても多くの映画祭で上映され、数々の賞を獲られています。
Jerome Boulbes (ジェローム・ブルベス) さんはモロッコ生まれのパリ育ちで、フランスの美術大学を卒業されてるそうです。
製作はジェローム・ブルベスさんが所属するアニメーションスタジオ Lardux Films です。

ジェローム・ブルベスさんのサイトです。
Rascagnes
Lardux Films のサイトです。
Lardux Films

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