普段目に見える風景が全く違った幻想的な色調で映る赤外線カメラで撮影された、アメリカのオレゴン州の風景のタイムラプス映像作品『INVISIBLE OREGON』です。
太陽が昇りまた沈むことによって、赤外線量が変わり明るさや色調が変化していく、山や川、星空などの大自然や街の夜景、風車群などがとても綺麗です。
4Kまで対応してますので高画質でのご視聴をオススメします。
INVISIBLE OREGON
雲のモクモク感がすごいです。風車群はオレゴン州にあるシェファード・フラット風力発電所だと思います。
オレゴン州ポートランドを拠点に活動されている写真家/タイムラプス映像作家の Sam Forencich さんの作品です。
Sam Forencich さんのサイトです。
▶︎ www.samforencich.com
以前ご紹介した「白い樹々や大地が別世界のような4K赤外線タイムラプス『ANOTHER WORLD』」でも書きましたが、
赤外線写真は人の目では見えない近赤外線を撮影した写真で、植物の葉などは近赤外線を反射するため白く写り、まるで雪が積もっているかのように見えるそうです。
逆に青空や青空を映している水面などは暗くなるそうです。
太陽光が大気中の空気の分子によって散乱し、特に青い光がより散乱するため空が青く見えますが、赤外線は散乱が少ないため暗くなるそうです。なので雲やモヤなどが白く細かく綺麗に写るそうです。また水は赤外線を吸収するので暗くなるそうです。
波長の短いフィルターを使用すると色数が増えカラフルになり、波長の長いフィルターを使用するとモノクロに近くなるそうです。