ダンスユニット AyaBambi の顔の動きをリアルタイムでトラッキングし、映像を投影するフェイスプロジェクションマッピング作品『INORI – PRAYER-』です。
最新鋭1000fpsプロジェクターと超高速センシングによるリアルタイムトラッキング&フェイスプロジェクションマッピングの最新作です。
ヴィジュアルデザインスタジオ WOW の浅井宣通さんの呼びかけで、インタラクティブプロダクションチーム TOKYO の谷川英司さん、国内外で注目されているダンスユニット AyaBambi、東京大学石川渡辺研究室とのコラボレーションから誕生した作品だそうです。
最先端の技術を用いたサイバーでとてもカッコイイ作品です。メイキング映像もあります。
高画質でのご視聴をオススメします。
INORI - PRAYER-
作品については詳細があるので引用させていただきます。
作品について
最新鋭1000fpsプロジェクターと超高速センシングによるリアルタイムトラッキング&フェイスプロジェクションマッピングの最新作「INORI -PRAYER-」が公開。
本作は、浅井宣通(WOW)の呼びかけにより、TOKYO( lab.tokyo.jp/ )の谷川英司氏、ダンスユニットAyaBambi、東京大学石川渡辺研究室とのコラボレーションから誕生した。本作は、ディレクターを務めた谷川氏が提案した「生命」をテーマに楽曲を制作したところから開始。
楽曲から受けたインスピレーションを元に、クリエイティブ・テクニカルディレクター浅井(WOW)とCGディレクター阿部伸吾(WOW)がビジュアル制作とプログラミングを構築。更にAya Sato氏がコレオグラフを作り上げ、谷川氏率いるTOKYOが映像作品として完成させた。浅井が音楽から感じたインスピレーションは「Radioactive」。
「Radioactive」が持つ「破壊力」とそれによりもたらされる「死」「苦しみ」「悲しみ」、そしてそれらを乗り越えるための「祈り」。
AyaBambiの圧倒的なパフォーマンスとともに「黒い涙」「スカル」「裁断される顔」「苦悩の能面」「般若心経」といったビジュアルがシンクロし、一つの作品へ昇華しています。本作では、最新鋭の1000fpsプロジェクターDynaFlash※1と超高速センシングの使用により、これまで不可能だった激しいパフォーマンスも追従できるフェイスマッピングシステムを実現。トラッキングを高速化することによりパフォーマンスの自由度が失われるという開発当初のジレンマを解消すべく、WOWチーム、渡辺教授、手島氏(EXVISION)は約三ヶ月に渡り数ミリ秒を削るためトライ&エラーを繰り返し、今回のシステム※2を完成。プロジェクションされたイメージは、それ自体が皮膚の一部と一体化しているようにも見え、被写体の顔が変形・変質する際の表現力を飛躍的に高めた。
※1: 東京大学石川渡辺研究室と東京エレクトロンデバイスが共同で開発し、東京エレクトロンデバイスが製品化。
※2: 手のトラッキング&プロジェクションマッピングは、東京大学石川渡辺研究室が開発したダイナミックプロジェクションマッピング技術を使用。顔のトラッキングは、WOW inc.が開発したフェイスマッピング技術を使用。
こちらはメイキング映像です。YouTubeは自動翻訳があります。
MAKING OF INORI - PRAYER -
AyaBambi のサイトです。
▶︎ www.ayabambi.net
東京大学石川渡辺研究室のサイトです。
▶︎ www.k2.t.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
TOKYOのサイトです。
▶︎ www.lab.tokyo.jp
WOWのサイトです。
▶︎ www.w0w.co.jp
キレのある動きにも綺麗に投影されていてスゴいですね。
AyaBambi さんは昨年のカワサキハロウィンで拝見しました。和風ハロウィンな衣装で、AA=の上田剛士さんの音楽に合わせたダンスパフォーマンスがとてもかっこよくて印象的でした。