「もしタバコが世界を救うとしたらどうなる？」というお話しを描いたストップモーションアニメーション作品『i’ii』です。

最初の導入部分の内容です。

2018年3月3日、第三次世界大戦が勃発。
2018年3月5日、162個の原子爆弾が落とされました。
地球は荒廃してしまい生存者は15%未満に。戦争を終わらせなければなりません。
ヨーロッパでは点火する為に必要な化学反応を起こさせないように出来る兵器が開発されます。
それは「i」爆弾です。
爆弾、銃器、エンジン…このような点火を必要とする全ての物が無用になります。

これで戦争は終わるでしょう。
しかし人間はあらゆる可能な手段によって世界に残された炎を保護しなければならなくなるでしょう。

テレビで「i」爆弾のニュースの後、吸い終わりかけのタバコの火で新しいタバコに火をつけるシーンを見た喫煙者の主人公は…。
ツッコミどころ満載なおもしろい作品です。

没収項目が発表されるシーンと音が好きです。

詳しい事はわかりませんが、フランス西部のナント在住の映像作家、Karl Niaudot さんの作品です。様々な映画祭で上映されているようです。