カリブ海の珊瑚礁に生息するミノカサゴの暗黒社会を舞台に、強欲と支配階層を描いた、水中ネオ・ノワールなストップモーション・アニメーション作品『El delirio del pez león』です。

ストップモーションや実験アニメーションを手掛ける、カリブ海北東に位置するプエルトリコのアニメーター、Quique Rivera Rivera (Jose Enrique Rivera) さんの2012年の作品です。

パペットを使ったストップモーション・アニメーションと水中でのライブアクションを合成されているそうです。
ミノカサゴが持つ毒性にインスパイアされて作られたそうです。

こちらは2011年の作品『Aedes』です。
暴力や薬物依存の蔓延が、蚊を媒介する病気のように伝達されることを、ヤブ蚊が、注射針、弾丸、お金の関係を巡るループアニメーションで描かれた作品です。

注射器や試験管、針金、細かい部品などで作られた蚊がよいです。