アメリカ、イリノイ州の大都市シカゴのノースサイド付近のシカゴ川沿いに建つ、ホリデイ・イン シカゴ マートプラザ (Holiday Inn Chicago Mart Plaza River North) のリバービューの部屋から撮影されたタイムラプス映像『Chicago: A hotel room perspective』です。
「ワンルーム、ワンレンズ、ワンカメラ」のコンセプトで、ホテルの部屋からの撮影だけであまり視点を変えずに時間の経過で変化する天候や光を捉えたタイムラプスの原点的な作品です。
建ち並ぶ高層ビル群、川に架かるいくつもの橋、ビルの反射ガラスや川面に映り込む景色や光、流れる雲や光り輝く夜景など、窓の外の移り行く景色がとても綺麗です。
カリブ海にあるトリニダード島出身で現在はアメリカのフロリダ州マイアミ在住の Kevin Huggins さんの作品です。
普段はフロリダ国際大学で働いていてプライベートで写真や映像を撮られているそうです。
このシカゴ川はミシガン湖に繋がっていてこれらの高層ビル群を眺めるクルーズ観光が有名だそうです。
下画像の中央奥に建つ2本の角がある超高層ビルは現在アメリカで2番目に高いビルであるウィリス・タワー (Willis Tower) です。
このホテルの川側に「ウルフ ポイント」(Wolf Point)と呼ばれている区画があって以前は広めの駐車場になっていたのですが、その場所が数年前から開発され「ウルフ ポイント・タワー」が3棟建ち並ぶ予定だそうです。
△via: wikipedia
上の左画像の建設中のビルが(映像では一番右側手前のビル)ウルフ ポイント・ウェストタワーで今年完成したようです。左画像のウェストタワーの奥にある薄茶色の建物がこのホテルで、工事が遅れているようですが、右画像の予想図のようにあとサウスタワーとイーストタワーが建つそうなので、このホテルからこのリバービューが見れるのもそれまでになってしまうそうです。
Kevin Huggins さんのブログです。
▶︎ fuji27.wordpress.com