まるで樹々や大地が白く凍りついているような、違う惑星のような景色が神秘的で美しい4K赤外線タイムラプス映像『ANOTHER WORLD』です。
空や湖が青く色調整されているので、白い世界がより際立っています。
高解像度でのご視聴をオススメします。
Infrared timelapse 4K "ANOTHER WORLD"
【3分48秒】
詳しいことはわかりませんが、スペインのナバラ州パンプローナの写真家 Txema Ortiz さんの作品です。
別の惑星に旅しているような見たことのない景色の映像を作りたかったそうです。
撮影された写真は約6000枚で、ほとんどはスペインのナバラ州で昨年12月に撮影されたそうです。赤外線720nm(ナノメートル)に変換したカメラを使用したそうです。
以前ご紹介した「パンプローナのタイムラプス映像『PAMPLONA TIMELAPSE』」も Txema Ortiz さんの作品です。
赤外線写真は人の目では見えない近赤外線を撮影した写真で、植物の葉などは近赤外線を反射するため白く写り、まるで雪が積もっているかのように見えるそうです。
逆に青空や青空を映している水面などは暗くなるそうです。
太陽光が大気中の空気の分子によって散乱し、特に青い光がより散乱するため空が青く見えますが、赤外線は散乱が少ないため暗くなるそうです。なので雲やモヤなどが白く細かく綺麗に写るそうです。また水は赤外線を吸収するので暗くなるそうです。
600nm前後の波長の短いフィルターを使用すると色数が増えカラフルになり、720〜800nmの波長の長いフィルターを使用するとモノクロに近くなるそうです。