時に悲観的で強迫観念的な要素が混じる大人の非現実的な夢と対照的な子供達ののどかで魅惑的な世界のメタファーとパラドックスでいっぱいの内省的な旅を描いた3Dアニメーション作品『My child is dreaming』(私の子供は夢を見ている)です。
あまり色やテクスチャを使用せず3Dモデリングとライティングで表現された、可愛らしく楽しげであり少し怖いようなシュールで美しい世界がとても素敵な作品です。
My child is dreaming
【3分30秒】
イタリアのプッリャ州を拠点に活動されている Mr.Klesha こと Pask D’Amico さんの作品です。
Klesha production を運営し、モーショングラフィックス、アニメーション、映像制作など中心にお仕事をされているそうです。
Pask D’Amico さんは、娘さんが生まれてから初めて日記を書くようになり、最初はお子さんの成長や反応、好きなものなどを書いていたのですが、途中から自分の夢についても書くようになったそうです。
2年が経ち、この日記の大人の夢のような幻想と子供ののどかな世界という二面性のある内容の中から最も美しい部分を集めて今回の映像作品を制作する、今回のプロジェクトが生まれたそうです。
Klesha production のサイトです。
▶︎ www.kleshaproduction.com