時計の修理店で働く几帳面なフランキーはいつも時計に囲まれ、タイマーを持ち歩き時間通りに行動しています。フランキーの父親は科学コンテストで優勝し、国の宇宙センターに雇われた有名な科学者でしたが、不運な事故で亡くなってしまいました。

フランキーは亡き父の後を追い、自分も科学コンテストで優勝するのが夢でした。カレンダーの赤丸が付いている3月31日が科学コンテストの締め切りで、4月6日が授賞式です。しかしフランキーの発明品に合う部品がなく、なかなか完成しません。

ある日修理店で客から懐中時計を預かりました。またその様子をうかがう怪しげな男も来店しました。フランキーが修理場に戻り懐中時計を磨いていると…。

タイムトラベルが出来る懐中時計を手に入れた男がそれを自分の夢の実現に利用しようとするショートフィルム作品『Frankie』です。

22分ほどありますが、台詞はないので内容はわかると思います。

全体の雰囲気がいいです。

冒頭の「Time is a great teacher, but unfortunately it kills all its pupils.」（時間は偉大な教師である。しかし残念なことにその生徒をすべて殺してしまう。）はフランスのロマン派音楽の作曲家、ルイ・エクトル・ベルリオーズの言葉だそうです。
時間は歳も取らせるのでいつか人は死んでしまうから限りある時間を有効に使いましょうって意味だそうです。

アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動されている映画監督/アニメーター/イラストレーターの Mike Pappa さんの2011年の作品です。

Mike Pappa さんはニューヨークにあるスクール・オブ・ビジュアルアーツ (School of Visual Arts) で映画やアニメーションを学び、映画制作からビデオゲームまで様々な分野で働き15年以上のキャリアを積んだそうです。

Mike Pappa さんのサイトです。
▶︎ www.mike-pappa.com

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Mike Pappa さんは現在新しい作品『A Crimson Man』に取り組んでいて、ティーザーが公開されていました。

人間対機械の戦争で破壊された島で、父を探す少年ウェイがボロボロの戦争ロボットのレッドに会いました。このままだとウェイを追っている者たちに見つかり捕えられてしまうので、レッドと協力し逃げることにしました。船着き場を見つけたのでボートが戻るまで洞窟に隠れて待ち、島から脱出することにしました。洞窟で一緒に過ごすことでウェイとレッドはお互いのことをよく知ることになりますが…。

本編の内容はたぶんこんな感じだと思います。

レッドが気になります。

このプロジェクトはクラウドファンディングの Kickstarter で昨年資金を集めて現在は目標額を達成しているようです。
本編は今年中に公開されるようです。無料公開はさすがに無いのかな。

Kickstarter のページでは、コンセプトアートや、キャラクターデザイン、説明動画などが見れます。
▶︎ A Crimson Man [Kickstarter]

A Crimson Man のサイトです。
▶︎ acrimsonman.com