妖術使いの不気味なアニメーション『怪哉』


中国のSEEN 工作室が制作した短編アニメーション『怪哉』(Oddly) です。
中国の古典的な怪談小説のお話しをもとに作られたそうです。

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全体的に漂う独特の雰囲気が何とも言えない、女の子が不気味かわいいアニメーションです。

HD再生で埋め込みましたが、もし読み込みが遅いようだったら、右下の720pのところをクリックして480pに変えてみてください。
怪哉』(Oddly) です。

表情がいいですね。目かな。アイラインばっちりの。
テクスチャをいい感じに使っているので、絵がのっぺりしなくなって、雰囲気が出てます。

妖術使いは桶に浮かぶ紙で作った船で旅に出ていましたが、娘がそれをかき回してしまい船が沈んだので帰って来ました。
妖術使いは、船が沈んだのは弟子がかき回したせいだと弟子を怒ります。
また弟子が妖術使いの妻と浮気をしていることに激怒し、妖術使いを豚に変えてしまいました。
といった感じのお話しです。

お話しのもとになっているのは、中国の清代の文人、蒲 松齢 (ほ しょうれい) の500話近くある短編小説集「聊斎志異」(りょうさいしい) の一話で「白蓮教」というお話しだそうです。(wikipedia:聊斎志異)

白蓮教 (びゃくれんきょう) は、中国に南宋代から清代まで存在した宗教だそうですが、仏教系の邪教だったそうで、教徒が妖術や呪術を使って反乱を起こしたりしてたそうです。 (wikipedia:白蓮教)
このアニメの妖術使いが陰陽師みたいな感じなので、ちょっと張角を思い浮かべましたw。(三国無双やりすぎw)

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