映像作家、アニメーターの David Wilson さんが手掛けた The Japanese Popstars の『Let Go』のミュージックビデオです。
Keaton Henson さんのイラストがモーフィングアニメとなった、おもしろくてカッコイイミュージックビデオですよ。
The Japanese Popstars (ザ・ジャパニーズ・ポップスターズ) は、アイルランド出身の3人組のロッキン・エレクトロニック・アクトで、このニュートラック『Let Go』はフィーチャリングがシカゴハウス・ユニット Green Velvet です。
リズミカルに流れるポップだけど落ち着いた色合いのアニメーションが目まぐるしく変化して、おもしろいミュージックビデオですよ。
『The Japanese Popstars Feat. Green Velvet – Let Go』
アニメーションがステキですねー。音楽カッコイイですねー。アガリますねー。
The Japanese Popstars の myspace のページです。
⇒ The Japanese Popstars [myspace]
Green Velvet のサイトです。
⇒ Green Velvet
アニメーションイラストはロンドンのイラストレーターでありインディーズでミュージシャンもされているアーティスト Keaton Henson (キートン・ヘンソン) さんです。
彼は22歳ですが16歳で初の個展を開き、雑誌やポスターのイラストや Blood Is The New Black、Electric Zombie、TOPSHOP など、他にも有名なファッションブランドのTシャツやスケボーのデザインなどもされてるアーティストさんです。
(右は Blood Is The New Black のTシャツです。→)
キートン・ヘンソンさんのサイトです。
イラストや商品デザインとミュージックビデオも見れます。
アコースティックなサウンドです。
⇒ Keaton Henson.com
こちらもキートン・ヘンソンさんの個展で展示された作品です。
かっかわいいっww。
ディレクターはロンドン在住の映像作家、アニメーターの David Wilson (デヴィッド・ウィルソン)さんです。
昨年、スコットランド出身でロンドン在住のシンガーソングライター Moray McLaren さんの『We Got Time』のミュージックビデオを手掛け、UK Music Video Awards (MVA) 2009 のベスト・ニュー・ディレクター賞を受賞され、注目を集めている若手のディレクターさんです。
この『We Got Time』のMVは、アニメーションもデヴィッド・ウィルソンさんが手掛けられてます。
発想がすばらしく、ターンテーブルの上でくるくる回るアニメーションが素敵なMVですよ。
『Moray McLaren – We Got Time』
プラキシノスコープからヒントを得て作られたそうです。
16フレームのイラストが描かれた12枚のレコードと16面のミラーカップを回転させ、ミラーに反射させてアニメーションにしたそうです。
ミラーカップに映っているアニメーションも素敵ですが、普通にレコード盤に描かれたイラストが回転してアニメーションになってるところもいいなぁ。
でも、もともとそういうレコードからヒントを得て作られたそうです。
こちらはメイキング映像です。
デヴィッド・ウィルソンさんのサイトです。
⇒ David Wilson Creative.com
デヴィッド・ウィルソンさんはロンドンの映像プロダクション Blink Productions に所属されているそうです。
Blink Productions はもともとCMを専門とした製作会社だったそうですが、現在は音楽や印刷物、インスタレーションなどの分野にも進出し、才能ある新人アーティストを発掘してプロデュースしてるそうです。
現在は姉妹系列として、映像やアニメーション、視覚効果などがメインの Blinkink と ミュージックビデオがメインの Colonel Blimp と 印刷物、インスタレーションなどの Blinkart に分かれてるようです。
以前エントリーした Tomas Mankovsky さんも Blink Productions に所属されていて、
(⇒ “Flame Man vs Ice Man” かっこいいミュージックビデオ)
また Kristofer Strom (Ljudbilden & Piloten) さん は Blinkink に所属されてます。
(⇒ クールでキュートなミュージックビデオ『Baltimore Clap』)
Blink Productions のサイトです。
⇒ Blink Productions