Wi-Fi を可視化させたライトペインティング『Immaterials: Light painting WiFi』です。
長さ4mもある棒に80個の点滅するライトが付いた、Wi-Fi の電波強度を測定する装置を作り、それを持って歩いているところを長時間露光で撮影したそうです。
特定の Wi-Fi ネットワークの RSSI (受信信号の強度を測る信号) に反応して、光の高さが変化するそうです。その光が電波の断面を描いていきます。
電波の断面が光のカーテンやフェンスのようになっていて綺麗な作品です。
雪が積もっているのもポイントですね。光が反射して綺麗です。
谷間になってるところもありますね。綺麗だけど電波だらけなんだなーとあらためて思う。
このプロジェクトはネットワーク化された都市の見えない現象を調査する Touch プロジェクトというものの一環で、その分野の研究やデザイナーなどをされている Timo Arnall さん、Jørn Knutsen さん、Einar Sneve Martinussen さんたちが、研究発表に使うために制作したそうです。
詳細はブログにあります。
⇒ Immaterials: light painting WiFi [Touch]
frickr で写真も見れます。
⇒ Immaterials: Light painting WiFi [frickr]
この作品には前身となるのがあって、こちらも Touch プロジェクトだそうです。RFID (無線チップによる自動認識システム) の空間特性を調査するために制作したそうです。
同様に反応する光を使い長時間露光で撮影されています。