『H. R. Giger』(Hans Rudolf Giger:ハンス・ルドルフ・ギーガー)。「エイリアン」をデザインしたことで、とっても有名なスイスの芸術家です。
機械と肉体が融合したリアルで精密な作品で、絵画だけでなく彫刻、映画、建築などの多分野のデザインも手掛けてます。
『エイリアン』では1979年度アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しています。
エイリアンの他にも『ポルターガイスト2』『スピーシーズ 種の起原』『帝都物語』『キラー・コンドーム』などの映画に関わっています。『Dune』もそうですが、残念ながらボツになってしまった企画も多いです。
WIRED で作品紹介の記事が載ってました。
⇒ H.R. Giger’s Cyborg Horror Merges Sex, Tech, Legend – WIRED
WIRED VISION にも同じ記事が載ってました。
日本語なのでこちらのほうが見やすいと思います。
⇒ エイリアンなアーティスト:ギーガーの画像ギャラリー – WIRED VISION
あと参考に、WIRED VISION の2002年のギーガーについての記事です。
⇒ 『エイリアン』生みの親、ギーガーの精神を探る – WIRED VISION動画サイトを見ているとギーガーの作品をまとめている動画がたくさんあります。
その中にいろいろな分野の作品をまとめてるのがありました。
作品数は少ないですが、見やすいと思いますよ。
昨年スペインの SALA KUBO – KUTXA という美術館 (ギャラリーかも) で開かれたギーガーの回顧展の様子です。作品の大きさとか精密さとかが伝わって来ます。
400年以上前に建てられた古城に『ギーガー・ミュージアム』を開設し、作品を展示・販売しています。
そのミュージアム内にあるバーのデザインがまたすごいです。めっちゃかっこいいです。
床のタイルにもちゃんとギーガーデザインが施されてます。
他の写真はこちらから見れます。
⇒ MUSEUM HR GIGER BAR
ギーガーが列車のデザインを手掛けた2003年のリーバイスのCMです。
アメリカでは電車の安全性を訴える圧力団体から非難されて数週間で放送中止になってしまったそうです。
画像ではわかりにくいですが、こちらで写真が見れます。
⇒ Giger Train for Levis Commercial
ギーガーの世界観が詰まった『ダークシード』というゲームもあります。ギーガーが背景やキャラの絵を手掛けてるのですが、アメリカではヒットし、ソフトウェア・パブリッシャー協会のベスト・ファンタジー・ロールプレイング – アドベンチャー・ゲーム部門で、1993年度優秀ソフトウェア賞を受賞しています。
メディコムトイの400%キューブリックのエイリアンがあります。1979年にリリースされたエイリアンのファーストトイ(ケナー社)のオマージュです。
この子はうちにもいます。
可動部分が多く、かっこいいです。
ベアブリックにもギーガーデザインがあります。
やっぱりギーガーはすごいです。
ギーガーのオフィシャルサイトはこちら。
⇒ HR Gigers – official Website
USサイト。エイリアンの顔をマウスでさわると…。
⇒ H. R. Giger
ギーガー・ミュージアムのサイト。
⇒ Museum HR Giger