7月25日は「聖ヤコブの日」。スペイン・ガリシア州、サンティアゴ・デ・コンポステーラではこの日を祝う、アポストル祭 (Fuegos del Apostol) が毎年行なわれています。
24日の夜は、オブラドイロ広場に面して建つ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂で盛大な花火が打ち上げられます。その花火の打ち上げ前に大聖堂に投影されたプロジェクションマッピングです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマに並ぶキリスト教三大聖地のひとつなんだそうですが、9世紀頃この地でイエスの使徒のひとりである聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の墓を、テオドミロ司教が星の光に導かれて発見したそうです。
そして聖堂が建てられたのですがイスラム教徒によって壊され、1075年からロマネスク様式の大聖堂が建造され1211年に完成したそうです。
7月25日は「聖ヤコブの日」で聖ヤコブの殉教した日とされていて、この日が日曜日となる年は「聖ヤコブの年」という聖年で、この年だけ大聖堂の聖なる門が開かれ、この年に巡礼をすると贖罪されると言われているそうです。アポストル祭も大祭となるそうです。
最近では昨年の2010年がその年で、次回は2021年だそうです。
今年は聖年ではないですが、大聖堂の800周年ということで盛大なお祭りだったようです。
こちらは撮影場所がちょっとだけ違う(近い?)YouTube の動画です。
こちらはマッピングが終わった後の花火の部分の動画です。(1分50秒あたりから)
すごい花火ですねーっ。昨年の大祭の花火もすごいです。「Fuegos del Apostol 2010」で動画検索すれば見れると思いますので興味のある方は見てみてください。