フランスに本社を置く航空機メーカーのエアバス社が数年前から取り組んでいるエコイニシアチブ(環境イニシアチブ)の一環として作られたショートアニメーション作品『Airbus Blue 5』シリーズです。
アニメーションといっても、実写映像と合成してるのでショートフィルムになるのかな?
CGのかわいいキャラクターたちとエアバス社の作業場内の実写映像を合成した作品です。
今のところエピソード1〜4まで公開されています。
エアバス社は「節エネルギー」「節水」「廃棄物削減」「CO2削減」「VOC(揮発性有機化合物)削減」の5つを「Airbus Blue 5」として目標に掲げているそうです。
「Every little makes a big difference」(すべての小さなことは大きな違いを生み出す)をキャッチコピーにし、社員向けの啓発キャンペーン映像のようです。
エピソード1:「廃棄物削減 (Waste)」がテーマの『A second life』です。
危険廃棄物のゴミ箱に捨てられてしまったソーダ缶が、ゴミ箱から抜け出しますが…。
Airbus blue 5 - Waste "A second life"
わずか6週間で、リサイクルされたソーダ缶は新しい物になることが出来ます。
114缶でキックスケーター1台、670缶で1台の自転車のフレームになります。
リサイクルボックスに入れることで、第二の人生を与えよう。
エピソード2:「節水 (Water)」がテーマの『Stop the drop』です。
シャワー室で生まれた水滴は、パイプや蛇口から漏れている水滴を見つけますが…。
Airbus blue 5 - Water "Stop the drop"
栓を閉じたかを確認し、水漏れを報告することが年間何千リットルもの水を節約するのに役立ちます。
水漏れをなくそう。
エピソード3:「節エネルギー (Energy)」がテーマの『Hit the switch』です。
夜間オフィスの電気が消える中、一部屋だけ電気がついたままです。見かねた電球がミッションを開始しますが…。
Airbus blue 5 - Energy "Hit the switch"
1年間のオフィスの夜間の照明の電気量は家庭の2ヶ月の暖房の電気量と同じです。
スイッチを切ることでヒーローになろう。
エピソード4:「VOC削減 (VOC)」がテーマの『Ghost』です。
VOCが入っている容器の蓋が空いたままになっています。有害な蒸気が空調ダクトに入り込もうとしますが…。
Airbus blue 5 - VOC "Ghost"
VOC(揮発性有機化合物)が入っている容器の蓋を閉じておくことで、VOC削減に役立ちます。
エピソード1のソーダ缶がエピソード2の最初のほうで走ってて、1と場面がリンクしている感じだったので全部つながるのかなと探しましたが、エピソード3にソーダ缶が机の上にあったくらいでわからなかったです。
まだ「CO2削減」のエピソード5がないのでそのうち公開されるかもしれません。気がついたら追記します。