静かな郊外の住宅地に、毎朝6時半にやって来る郵便配達員を心待ちにしている女の子。今朝も家の前に出て配達の車を待っています。
その様子を向かいの廃屋の窓から毎朝眺めているゴースト。孤独なゴーストは彼女との未来を人形劇をしながら妄想していますが…。
向かいの女の子に恋する孤独なゴーストのショートフィルム作品『Girl + Ghost』です。
ミニチュアの住宅地に、実写映像、ストップモーション・アニメーション、パペットなどをデジタル合成して作られた、衝撃の展開がおもしろい作品です。
Girl + Ghost
【11分3秒】
レトロな感じのインテリアとか車とかが良いです。
オーストラリアのキャンベラ在住のデザイナー/ディレクターの Nik Wansbrough さんが4年間掛けて作られた作品です。
トロント・インディペンデント・フィルム・アワーズ 2016(Toronto Independent Film Awards 2016)のショートフィルム部門で受賞されています。
こちらはメイキング映像です。
インタビュー形式ですが、ミニチュアの制作や撮影風景、楽団の演奏、ストーリーボードなどの裏側が見れます。
Creating the world of Girl + Ghost
【4分30秒】
住宅地の住宅はひとつ作って向きを変えて組み合わせてるんですね。
Girl + Ghost のサイトです。
▶︎ www.girlplusghost.com
Nik Wansbrough さんのサイトです。
▶︎ sputnikart.blogspot.com