ハイダイナミックレンジ合成 (HDR) を使ってラスベガスを撮影された、美麗なタイムラプス映像『24 Hours of Neon』です。
夜になってラスベガスの街が光で溢れる狂おしい美しさを表現した、とても美しい映像です。
制作されたのは、以前ドバイのタイムラプス映像『Sky』でエントリーにした、イギリス、ロンドンの映像作家・撮影監督の Philip Bloom さんです。
昨年くらいから、HDR で撮影した写真や映像をよく見かけるようになりました。
写真を撮った時に目では見えているのに、写真では暗く写っていたりして見えているものと違うことがよくあります。夜景なども真っ暗になってしまったりします。夜景モードなどで撮影しても暗い部分が写っても今度は明るい部分が白くとんでしまったりします。
ハイダイナミックレンジ合成 (HDR) とは、目で見えている風景に近づけて再現する撮影技術で、露出を変えてコントラストを調整し、明るく設定した写真と暗く設定した写真を同時に何枚か撮影し、それぞれのクッキリ写っているところを合成して1枚の写真を作るんだそうです。
また、その調整方法を変えることで、色彩が華やかであったり、輪郭がクッキリとして絵画やアニメの背景のようになったりと、目で見えてる風景とはまた違ったおもしろい作品を作ることも出来ます。
(wikipedia: ハイダイナミックレンジ合成)
Philip Bloom さんは、HDRトーンマッピングを使用した作品は今回が初めてなんだそうです。
ラスベガスの夜景がとても綺麗です。
・Music is from “Moon” by the brilliant Clint Mansell
こちらはアメリカ、ワシントン州シアトルにあるUFOみたいなタワー、スペースニードルを撮影したタイムラプス映像『The Space Needle』です。
エントリーにするつもりでいたのですが、延び延びになってたので ^^; 今回一緒に。
・Music: James Newton Howard from The Happening
こちらはラスベガスからロンドンへ向かう飛行機から撮影したタイムラプス映像です。
・Music is Mercury by Gustav Holst
雲の上が綺麗です。窓に霜 (かな?) が付いてしまってるのが残念。
Philip Bloom さんのサイトです。
⇒ philipbloom.net