日本人の方なんですが、海外でも有名な Almacan こと Kazuhiko Nakamura (中村 一彦) さんの3DCGアートイラスト作品です。
アンティークな機械、肖像画、甲冑、昆虫、骸骨などをモチーフにした、とてもカッコイイ作品です。
プライベートで制作した作品を、自身のサイトやアートサイトで公開されていて、海外のサイトやブログなどでもよく紹介されているアーティストさんです。
中村さんの作品に欠かせないのが、19世紀を思わせるアンティークな機械のデザイン、甲冑、肖像画、昆虫、骸骨などだそうです。
シュールレアリスムとサイバーパンクに強く影響されたそうです。
作品は Shade や Photoshop を使って作品を作られているそうです。
カフカの「変身」をモチーフにして、野菜や果物などで肖像画を描くジュゼッペ・アルチンボルドの絵のようなイリュージョニズムを試みた作品。
△ Metamorphosis
こちらのサイトにメイキングがあります。(2ページあります)
⇒ The Making of Metamorphosis [CG Society]
俳優のボリス・カーロフが演じたフランケンシュタインをモチーフにした建築上の肖像作品。
△ Requiem for Industry
この作品はとても好きです。
アンティークなマネキンを装った拷問機械の作品。2つの頭はビフォアとアフターで変化したイメージだそうです。ヤン・シュヴァンクマイエルやクエイ兄弟の映画に出て来るようなキャラクターを作りたかったそうです。
△ Automaton
中村さんのサイトです。他の作品もとてもカッコイイです。
⇒ mechanicalmirage.com
中村さんの作品は、H.R.ギーガーや空山 基さんなどたくさんの有名なアーティストが参加されてる展示会「CARNIVORA: The Dark Art of Automobiles」や、H.R.ギーガーやアシュレイ・ウッド、以前エントリーにした電子回路基板アートの Theo Kamecke さんが参加されてる展示会「Fantastic Contraption」で展示されたそうです。