昨年は BAUHAUS (バウハウス) 設立90周年でした。
その記念イベントで、デッサウ校舎で行なわれた URBAN SCREEN によるファサードプロジェクション『KREISLOT』です。
BAUHAUS に因んだデザインや、グロピウスやミース・ファン・デル・ローエの写真も投影されています。
デッサウ校舎のミニマルな外観とバルコニー部分を利用したプロジェクションです。
そんなに派手さはないですが、バウハウスっぽい感じですよ。
BAUHAUS は1919年にドイツに設立された美術と建築の芸術学校なのですが、1933年に閉校してしまいました。
講師は一流のアーティストたちで、学校としてはわずか14年間だったのですが、モダニズム建築や多くのアーティストに多大な影響を与えました。
1925年にドイツのデッサウに移転したのですが(1932年に閉鎖)、このデッサウ校舎は当時の校長でもあった建築家のヴァルター・グロピウスによって設計されました。
次の映像も URBAN SCREEN によるファサードプロジェクションです。
昨年5月にハンブルク市立美術館で行なわれた『 555 KUBIK 』です。
正方形で構成された建物の壁面を活かしたキュービックなプロジェクションです。
音響の効果もあって、キューブが動いて建物が変形しているようですね。
実際は建物の上に屋上みたいのがあって、ショートバージョンでは三角屋根の部屋が映ってたのですが、この映像では消されてます。
なのでより建物自体にキュービック感が出て、プロジェクションが引き立ってます。
『 How it would be, if a house was dreaming 』がコンセプトだそうです。
「家が夢見ているとしたらどんなだろう」って感じかな。
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