樹を救うため旅に出た小さな5人組の冒険ゲーム『Botanicula』


ふるさとの樹が悪い虫に荒らされてしまいました。最後の種を守るため旅に出ることにした、5人組の小さな生き物たちのお話しです。

0000596-botanicula-01-320

「Machinarium」「Samorost」などの独創的でかわいらしく、素敵な世界観のゲームを送り出す、チェコのゲームスタジオ Amanita Design の新作クリックアドベンチャー・ゲーム『Botanicula』(ボタニキュラ)です。

前作の Machinarium(マシナリウム)のエントリーはこちらです。
素敵な世界観のクリックゲーム『Machinarium』

待ちに待ったゲームがリリースされましたっっ。
かわいいキャラクターや森の生き物たち、幻想的で透明感のある綺麗な色彩の世界観、そして臨場感のある素晴らしいサウンドがとても素敵なゲームです。
0596-04.jpg
今回は日本語対応されています。でもお話しの中では生き物たちは特別のコトバを使っていて、説明はアニメーションで表示されます。
操作はマウスを動かしてポイント&クリックなので、大人から子供まで、またゲームを普段あまりやらない方でも楽しめる作品です。

登場するキャラクターは、左から「ミスター・ランタン」(Mr. Lantern)「ミセス・マッシュルーム」(Mrs. Mushroom)「ミスター・ポピーヘッド」(Mr. Poppy Head)「ミスター・ツイッグ」(Mr. Twig)「ミスター・フェザー」(Mr. Feather) です。
※()内のリンク先は YouTube のそれぞれのキャラ紹介動画です。30秒前後です。
0596-02.jpg
空を飛べる、枝が伸びる、力持ち..などなど、5人のいろいろな特徴(能力?)を活かして、この子たちを活躍させたり、移動させたりしながらお話しを進めて行きます。

オリジナルサウンドトラックとサウンドデザインは、チェコ、パルドゥビツェのオルタナティブ、エレクトロデュオ DVA です。重なり響き合う音がとても心地よいので、ゲーム中はヘッドフォン着用をおススメします。
こちらはトレーラーです。

■ Botanicula – Official Trailer

とっても素敵で楽しいゲームですっっ。とにかくかわいいです。オススメです。
※遊び方や攻略動画などは少し下の方に記載してます。ネタバレ注意してください。

今回は残念ながら無料版がありません。今のところPC版が販売されています。
欲しいけど海外サイトで購入してダウンロードするのはちょっと…と思われる方も多いかと思いますが、この Botanicula(ボタニキュラ)は日本のサイトで取り扱われてます。

アート性が高くオリジナリティあふれる良質のインディーズ・PCゲームを厳選し、日本語化してダウンロード配信されているサイト PLAYISM(プレーイズム)さんから販売されています。Win・Mac版で価格は980円です。詳しい仕様や内容はサイトで確認して下さい。
Botanicula [PLAYISM]

このボタニキュラは4月19日にリリースされたのですが、世界中のファンが待ちわびる中、PLAYISM さんからの配信が世界で一番最初なのだそうです。
しかも、4月22日(日)まで下記のキャンペーンが行なわれているそうです。

0596-11.jpg
【最大50%offのキャンペーン】
PLAYISM のサイト内に隠れている、5人の主人公たちを探し出し、その画面のキャプチャーを送ると、見つけた人数×10%オフのクーポンコードがもらえてるそうです。5人全部見つけられれば50%オフです。
Botanicula キャラ探しキャンペーンページ [PLAYISM]

0596-12.jpg
【20%offの Amanita Design パック】
PLAYISM さんは前作のマシナリウムの日本語版も販売されてるのですが、Amanita Design の『Botanicula』『マシナリウム(日本語版)』『マシナリウムサウンドトラック』『オサダ』がセットになってるスペシャルパックが、20%オフになってます。
『オサダ』はコラージュを使用したアニメーションのインタラクティブ・ミュージックビデオです。
Amanita Design パック [PLAYISM]

他にも素敵なゲームをたくさん配信されています。時々半額セールなども開催されてるようです。ツイッターも要チェックです。
PLAYISM のサイトです。
www.playism.jp

海外の公式サイトで購入される場合は、ウォークスルー動画の下にリンクがあります。

0596-15.jpg
ここから少し遊び方などを簡単に。
インストールすると設定画面になるので言語など設定して下さい。これはいつでも「option」で変更出来ます。

マウスポインタを画面下の方に持って行くかESCキーで、セーブやオプション、音量設定などの下のツールバーが開閉します。
オープニングに行く前に音量設定をした方が良いです。

タイトル画面で「new game」をクリックすればゲームスタートです。

操作はポイント、クリック、ドラッグ、長押しなどです。
クリック出来る所は何度もクリックしたり、あとはドラッグしながらビヨーンとか、グルグルとか、マウスポインタでサッサッとかw。音の変化とかもヒントになります。

クリックするごとにいろいろ変化して行くので、周りの状況や生き物たちの行動をヒントにするべきことを見つけて進めて行きます。

画面上にはアイテムバーがあります。
マウスポインタを持って行くか、右クリックで開閉します。

0596-07.jpg
基本はアイテム集めです。
指定されたアイテムを全部集めて、そのアイテムが必要な生き物や場所に持って行くと、次のステージに進めます。
収集アイテムはアイテムバーの右側に表示されます。


0596-14.jpg
マウスポインタを移動できる場所に動かすと矢印が出ます。矢印をクリックするとその場所に移動、または画面移動します。
キャラを選択出来る時やヒントなどにも矢印が出ることがあります。
キャラにポイントすると白く縁取られます。
クリックして選択すると能力を発揮します。
もし選択した子の能力が違ってもやり直せるので、キャラを変えてチャレンジです。

0596-08.jpg
カードのコレクション要素もあります。
初めて会う仲間や他の生き物を何度かクリックすると、画面左上にカードの角が顔を出します。
0596-13.jpg

アイテムバーの左側のカードのアイコンをクリックすると、集めたカードが見れます。

クリック出来る場所や生き物たちは、動きが何度か変化したり、最終的にアイテムを持っていたり、別の生き物が出て来たりすることがあります。それに気付かず途中でクリックをやめてしまうと、アイテムやカードが手に入らないことがあります。
0596-06.jpg
もう変化がないなと思うまでクリックして、取りこぼしを減らすと後々楽です。
何度も動きや音が変わったりする生き物もいるので、クリックしていて楽しいですよ。

0596-14.jpg
0596-05.jpg
途中で地図を入手するとカードのアイコンの横に地図のアイコンが表示されます。

クリックすると葉っぱの形の地図が見れます。一度行った場所が書き込まれ、現在地は光ってます。

また後で使用するアイテムを入手すると、アイテムバーの真ん中に表示されます。

まだ最初の方しか遊べてないのですが、意外とやり込み要素もあるので長く遊べそうで嬉しいです。エンディングは3種類あるそうです。

もしどうしても行き詰まってしまった場合、ウォークスルー(ゲームを最初から最後までプレイしてる動画)がすでにアップされていたので、こちらを参考にしてみると良いかもしれません。ネタバレ注意してください。
こちらは Part1 です。Part9 まであるので関連動画で探してみて下さい。

■ Botanicula Walkthrough Part 1

Botanicula のサイトです。
botanicula.net

サイトでは現在 Humble Bundle を通して、ユーザーが自由に金額を設定し購入できるバンドルパッケージ『The Humble Botanicula Debut』の販売をしています。内容は「Botanicula」に「Machinarium」と「Samorost 2」のフルバージョンが付いてきます。
金額は0.01ドル(1セント)から設定でき、5ドル以上で Steam キーを入手可能、また表示されている平均購入金額以上であれば、さらに追加でポイント&クリック・パズルゲーム「Windosill」と人形アニメーション「Kooky」、「Botanicula」「Machinarium」「Samorost 2」のサウンドトラックまで付いてきます。(Botanicula 意外は全て英語版です)普通に購入したら53ドルはかかるそうです。

設定した金額は開発者さんたちと熱帯雨林などを保護するチャリティー団体 World Land Trust に分配されるようで、その配分を設定することも出来ます。
このパッケージを購入出来るのは4月19日のリリースから14日間のようです。
サイト内でカウントダウンされています。

パズルゲーム「Windosill」と人形アニメーション「Kooky」のトレーラーです。

■ Humble Bundle Presents: Windosill / Humble Bundle Presents: Kooky

「Windosill」はアプリもあります。
Windosill [iTunes]

0596-01.jpg
Amanita Design は、チェコのクリエイター Jakub Dvorsky さんがプラハ芸術アカデミーの学生時代に卒業プロジェクトでフラッシュ・アドベンチャーゲーム「Samorost」を制作されたことで卒業した年に設立されたゲームスタジオです。
ゲーム以外にも幅広く活動されています。

以前ご紹介した、『Machinarium』のエントリー内で Samorost も少しだけ取り上げましたが、他にもかわいいゲームがたくさんあります。「Games」というタブをクリックすると紹介されています。

Amanita Design のサイトです。
amanitadesign.com

ちょっとわかりづらいですが、右画像の一番下の方に Samorost の宇宙船がいるっ。
0596-15.jpg

▼カテゴリー

スポンサードリンク

▼この記事のタイトルとURL

コメント(2件)

  • yasudakei さんより

    楽しいブログですね。
    これからもがんばってください。

    • アバター画像

      CHR (管理人)より

      ▶yasudakei さんへ

      ご訪問&コメントありがとうございます◎
      楽しんで頂けたら幸いです♬ (^∀^*)
      ガンバリマスっ;

▼コメントの投稿▼ キャンセル

  • お名前はニックネームで構いません。空欄の場合「匿名」と表記されます。
  • メールアドレス・ウェブサイト(またはSNSページ等)は任意でご記入ください。メールアドレスは公開されません。ウェブサイトはお名前にリンクされます。
  • アバター画像は Gravatar をご利用になれます。
  • コメントを削除されたい場合はコメント欄かメール、SNS等で管理人にご連絡ください。

計算式の答えを入力して下さい。 *(必須)